1月の二十四節気は、
小寒(しょうかん)と大寒(だいかん)です。
冬の中で最も寒いとされるこの時期は、東洋医学では体を内から温め、「腎(じん)のエネルギー、」を補う養生が最重要。冷えに負けず、春に向けてエネルギーを蓄えはぐくむ時期です。
2026年1月5日(月)
小 寒
[ しょうかん ]
「寒の入り」とも呼ばれ、本格的な寒さが始まる頃。一年で最も冷える時期「寒の内(かんのうち)」のスタートです❄️
この時期に起こりやすい不調
- 手足・腰の冷え、むくみ
- 寝つきが悪い・夜間のトイレが増える
- 風邪や感染症への自己免疫力低下
- 肩こり・関節のこわばり
- 便秘、下痢
養生キーワード
「温」「補」
この時期は、体に栄養がいきにくいことから、生命エネルギーが低下し、老化が進むと言われています。生命エネルギーのことを「腎精(じんせい)」とも言います。腎エネルギーを補いましょう。
*養生ポイント
温(おん)
下半身から温める。特に“腰・お腹・足首“を冷やさない。食事は温かい食べ物や飲み物が基本です。
補(ほ)
腎を補う黒色の食材が◎
蓄(ちく)
無理をせず、睡眠でエネルギーを蓄える。夜更かし厳禁!
* おすすめ食材
▼ 温める食材
- 羊肉
- 鶏肉
- しょうが
- ねぎ
- シナモン
- かぼちゃ
▼ 腎を補う食材
- 黒ごま
- 黒豆
- 山芋
- 昆布
- ひじき
* おすすめレシピ
七草粥(ななくさがゆ)
新しい年を迎え新たな英気を取り入れ、無病息災(むびょうそくさい)を願う意味も込められている。1月7日に食べる風習があります。
▼ 七草それぞれの効能
- せり
食欲増進 - なずな
殺菌、離尿作用(むくみ解消) - はこべら
口臭予防、整腸作用 - ほとけのざ
胃の調子を活性化 - すずな(かぶ)
消化吸収促進 - ごぎょう
のどの痛み止め、風邪の予防 - すずしろ(大根)
胃炎、胸やけを抑える効果。整腸作用。
* 生活の工夫
- 寝る前に白湯 or 生姜湯で内側から温める
- 朝のストレッチで気血を巡らせる
- 体を冷やすと春の不調の原因に
2026年1月20日(火)
大 寒
[ だいかん ]
一年で最も寒い時期。空気が乾き、冷えが体の芯まで入り込みます。この時期の“過ごし方“が、春以降の体調を左右します。
キーワードは
「温める」「養う」「蓄える」
寒さを防ぎ、無理せず穏やかに過ごす。
体に栄養が行き届きにくいことから、生命エネルギーが低下し、老化が進む時期と言われます。春の芽吹きに向けて「内に腎エネルギーをためる」ときです。
*養生ポイント
- ゆっくりお風呂に入る
(足湯で20分ほども◎) - 朝は白湯を一杯。冷たい飲み物は控える
- 「3首」首・手首・足首を冷やさない
- 体を丸めるポーズや呼吸法で“腎”を温める
- 鍋物やスープで、体の中から温める!
* おすすめ食材
▼ 体を温める
- 羊肉
- 鶏肉
- エビ
- ニラ
- 玉ねぎ
- かぼちゃ
- くるみ
▼ 腎を補う(黒い食材)
- 黒ゴマ
- 黒キクラゲ
- 黒豆
- しいたけ
- 黒糖
- 海藻類
▼ 風邪の予防
- みかんなどの柑橘類
* おすすめレシピ
- にらと卵のスープ
- 味噌仕立ての根菜鍋
- 黒ごま・くるみの和菓子屋月餅
- 鶏肉と生姜とネギのスープ
- 黒豆とさつま芋の炊き込みご飯
- 羊肉鍋(にんにく・しょうが・ねぎ)
心の養生メッセージ
「冬は“耐える季節“ではなく、“成熟の季節“」
あなたの中の生命エネルギーを、じっくり温めて育ててね。
次回は「立春」。春は、もうすぐそこ🌸















